いざ朱鞠内湖へ・・・走っているぞ北海道-11


2016・0722
天塩川温泉キャンプ場→美深町道の駅→智恵文ひまわり畑→東雲峠→名寄ドラッグストア→もち米の里なよろ
 →朱鞠内湖キャンプ場


昨日ブヨに刺されたところが痛痒い。無料なのに気をよくして、しかも芝生の感触が気持ち良くて素足になって喜んでテントを張り始めたら、ワーッと寄ってきてあっという間の出来事だった。

10か所以上が赤くはれている。ブヨが出るので無料と言う訳ではないのだろうが・・・

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天塩川温泉駅。止まるのは一日上下線併せて八本。特急が来ないか耳を澄ませながらパチリ。

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コメ、ソバ、ムギ、トウモロコシ、ジャガイモなどの畑が広がっていて道北とは景色も違う。道北って厳しいのだと実感した。
広さは比べようもないが、ちょっと内地のようで懐かしい感じがした。

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智恵文のひまわり畑近く。どんな使われ方をする農機具なのか分からないが「俺を撮ってくれ!!」という声が聞こえてきた。

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ブヨに刺された痕が痛痒くてたまらず、薬局を探しているうちに朱鞠内に向かうはずの美深の分岐を通り過ぎて名寄まで来てしまった。更に南下して昼飯となったのだ。

もち米の里なよろ。ゆで卵がサービスで自由に食べられるとかで喜んで2個も食べたら、ぶっかけ蕎麦にも卵が入っていた。
 
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雨竜発電所。日本で最初の地下発電所だそうだ。この配管の上の方が朱鞠内湖につながっている。いよいよ上りだ。

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延々と上りが続く。日本最低気温-41.2℃を記録した所をめざして大汗をかいている。
転んでいるわけではない、自転車を寄り掛けるものが無いのだ。

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遂に朱鞠内湖にやって来た。原始林に囲まれた神秘的な景色が広がっていて思わず息をのんだ。

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1943年(昭和18年)に完成した湛水面積日本一の人造湖。
雨竜川源流のアカエゾマツの原始林を伐採した後、水を貯めたそうで、こんなフィヨルドのような景色が出現したのだろうか。

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キャンプ場は三か所有って、一番手前のサイトには遊覧船やボートが有る。一番奥は景色は静寂なのだが人気で静かではない。二番目の見晴らしの良い所に張った。湖の水温が高くてビールがちっとも冷えていなかった。昨日の天塩川の沢水は良かった。

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月が出てきて慌てて三脚を立ててみたが普段撮ったことが無いので、露出が分からず残念。写真には良い場所だった。

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大学生の時に訪れる機会が無くてそれから四十年。念願が叶った。 本日の走行距離 85.7km。

天北峠を越えて・・・走っているぞ北海道-10


2016・0721
クッチャロ湖キャンプ場→中頓別寿公園→子頓別→天北峠→音威子府一路食堂→天塩川温泉キャンプ場

朝のクッチャロ湖

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隣のテントのお兄さんと。見かけとは違って?とても気さくな人柄で思わず記念写真。

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ウソタンナイ川。この上流やペーチャン川では今でも砂金が出るそうだ。一瞬くらっと来たが、次回という事にして前進だ。

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北緯45度線を北から南へ。サロベツ原野を南から北へ越えていった時とはだいぶ雰囲気が違って静かだ。

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中頓別寿公園。蒸気機関車なくして北海道発展の歴史は語れない。大正9年製造。天北線は廃線になってしまっている。

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ピンネシリ、良い響きだ。

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小頓別(しょうとんべつ)の駅前旅館丹波屋。ご主人の話では、かつて宮様が立ち寄る時の為に洋館を建て増ししたそうだ。
今度会う時は向かい側の施設に入っているかもしれないとおっしゃっていたのは寂しい。

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クルクルクルとペダルを回して天北峠に到着。これからは下るばかりだ、いよいよ内陸へ入って行くぞ。

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一路食堂で遅めの昼飯、音威子府蕎麦。殻も一緒に挽くから黒いというが、企業秘密とか?本当に真黒だ。

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もうソバの花が咲き始めている。蕎麦の雰囲気よりフランス料理のほうが似合っていそうだ。

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天塩川温泉。北海道は行く先々に日帰り温泉があって本当に有難い。

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ダラダラとした上りの走り方を考えた。
リアのギヤを一段一段落とすのではなく、フロントを早めにインナーに落として余裕を持ってクルクルクルと回すと比較的疲れが少ないのが分かった。本日の走行距離 63.0km。

いよいよ南下、・・・走っているぞ北海道-9


2016・0720
みつばちの家→宗谷岬→猿払村さるふつ公園→食堂やませ→エサヌカ線を走る→浜頓別町クッチャロ湖畔キャンプ場

写っているのは私ではない、日本一周中のKさん28才だ。彼は西へ、私は東へ、いざさらば!

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ようやく利尻富士がすっきりとした姿を現したが遠い・・・

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間宮林蔵は凄い。使命とはいえよくここから舟を漕ぎ出したものだ。宗谷の岬♪~懐かしい曲が流れている。

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オホーツク海名物のやませ、か。遠くから霧がどんどん迫って来る。

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オホーツク海を南下すると干している物がコンブからホタテに変わり匂いも違ってきた。

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食事処やませ サケのルイベで飾られたホタテ丼。安くて美味い。

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まさに幻の巨大魚イトウが棲んでいそうな猿払原野の川だ。

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昼飯を食べて単調な道路を走り続けると眠くなる。眠我慢できずに草陰でちょっとのつもりが1時間も眠ってしまった。

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やって来ましたエサヌカ線!

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ライダーの聖地?ではしゃいでしまった。一人景色を眺めていた青年にお願いしてパチリと。
見渡す限り牧草地が広がっていて、ポツンと1台大きなトレーラーが動いている。

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クッチャロ湖の夕日。
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日中は晴れていても中々夕焼けには会えないものだ。旅の後半も良い滑り出しで、明日からは山間に分け入って行く。

自転車に乗っていて眠くなるという、本州ではあり得ない貴重な体験をしてしまった。 本日の走行距離 96.4km。

稚内停滞・・・走っているぞ北海道-8


2016・0719
みつばちの家→稚内駅→北防波堤ドーム公園→ノシャップ岬→稚内駅→みつばちの家

昨日の予報では浜頓別町方面は天気が悪そうだったので移動しないと決めた。久しぶりに朝のんびりと家のまわりを歩いてみた。

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大学生になって下宿生活を始めた頃の札幌の雰囲気が残っていて、懐かしかった。


こざっぱりとした稚内駅。増毛駅と同じでレールが止まっているのは終着駅なのを表している。

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戦前はこの先のターミナルが終着駅で、撤去されたレールの跡には石が埋め込んであり、そこまで続いている。

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北防波堤ドームは力強いギリシャ風建築。強い北風から船と人々を守っていたのだ。

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人々はそれぞれの希望を胸にここから樺太へ渡ったのだろう。

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鹿が塩分をとるために海水を飲みにやって来て、ついでに食事も採っているところらしい。

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ライダーハウスの内部は凄い事になっている。平成になってから営業を始めたそうだが昭和の世界がぎっしりと詰まっている。
が、写真をよく見ると長髪の若者はいない。Gパンもベルボトムではない!!

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明日からまた天気が回復するので、旅の後半を始める。明日は宗谷岬を回ってオホーツク海を浜頓別町まで南下だ。
風待ちをしていた船乗りの気分、
BONN VOYAGE

プロ野球の年寄選手は雨で試合が中止になると喜ぶというが、骨休めになった一日だった。本日の走行距離 23.4km。

礼文島~稚内へ・・・走っているぞ北海道-7


2016・0718
緑ヶ丘公園キャンプ場→スコトン岬→香深港 <船で> 稚内港→ライダーハウスみつばちの家

ウグイスとコマドリの鳴き声に起こされる。隣のテントからは昨日の青年と可愛らしい奥様のアウトドアを楽しんでいる雰囲気が伝わってくる。利尻・礼文それぞれキャンプ場毎の楽しみ方がある。

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デッキの目が粗いので物を落としたら大変だと思いながら座ったままでポケットをもぞもぞと手探りをしていた。
何かが床に当たる音がしたのでハッとして見ると、アーレンキーがまさにデッキの隙間に吸い込まれて行った・・・嘘みたいだ

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ひと夏昆布干し作業を手伝う為にスーパーカブで北上する若者に留萌辺りで遭った。今どこかで汗を流して働いているのだろう。頑張れ!

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日本最北端のスコトン岬に吹く風の強さは半端ではなかった。

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白波を立てて漁から戻る船の向こうにはトド島。

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標柱にしがみついていないと風に飛ばされそうだ。笑っているわけではない、必死なのだ。

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スマホは味気ない。もの凄い風に旗めいている所を写したのだが、ちっともブレていない。臨場感が伝わらないので残念だ。

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稚内へ帰る香深港で先日のフランス人女性と再会。札幌にある私の母校で教師をしているそうだ。

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今日は君もほかの土地へ僕もほかの土地へ♫~ではないが、
彼女は札幌へ、私はライダーハウス最北端みつばちの家へ向かう。

強風にもてあそばれた。本日の走行距離 29.3km。