北海道を走り終わって・2016


グットタイミングで「北の国から」が再放送されている。35年も前の番組だ。

純や蛍が小さくて本当に可愛らしい。少しも古くならず、倉本聰さんはさすがだ。
さだまさしのテーマ音楽は ♬ あ~う~しか歌っていないのだがかえって富良野の景色にぴったりで、凄い曲を創ったのもだ。

富良野は大混雑しているらしく、いつ行こうかと思いながらだらだらとして、帰ってから一度も自転車に乗っていない。

まずテントと寝袋を干して一日が終わり、タイヤとフレームに付いた汚れを落としてさらに一日が終わる。


備忘録

1日目 (7月11日)  自宅→茨城県笠間稲荷神社→水戸サイクルベースあさひ→大洗フェリー乗り場<110km>
P1・サイクルベースあさひのNさんに助けられた。
P2・七飯町Sさんはお一人になられてから全国を軽自動車で回られているそうな。

2日目 (7月12日)   苫小牧港→苫小牧駅~札幌駅(輪行)→野営地<7.4km>
P8・大学のサークル仲間 I・K・O・Y・H・T と一献かたむけた。大人になったので深酒はしなかったぞ。

3日目 (7月13日)  札幌→石狩川→厚田あいロード夕日の丘→新送毛トンネル→雄冬岬キャンプ場<95.7km> 
P9・ 沖縄からママチャリの青年。シングルギアでゴリゴリと北海道までやって来たとは凄い。

4日目 (7月14日) 雄冬キャンプ場→増毛町市街・駅→留萌市黄金岬→小平町おびら鰊番屋→羽幌町ほっとはぼろ道の駅<95.3km> 

5日目 (7月15日) 羽幌→初山別村金毘羅岬→遠別町富士見ヶ丘公園→天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場<69.7km>
P10・バイクへのパッキングが手際よい初老ライダーさん。

6日目 (7月16日) 天塩町ライダーハウス→天塩川を超えて→サロベツ原野→サロベツ湿原センター→サロベツ原野ど真ん中
→兜沼公園→抜海駅→稚内市夕日が丘PA→フェリー乗り場→利尻島ふれあい公園キャンプ場<83.4km>
P11・私が撮った写真見てオジロワシを同定してくれた人。
P12・ 一日130kmは当たり前と話すフランス人女性チャリダー、札幌から稚内まで2日で来たそうだ。

7日目 (7月17日) キャンプ場→オタトマリ沼→仙法志御崎公園→沓形港→鴛泊港 <船で> 礼文島香深  
 →緑ヶ丘公園キャンプ場 <64.8km>
P14・仲の良いアウトドア派の若いご夫妻。コマドリとオニシモツケを教えてもらった。           

8日目 (7月18日) 緑ヶ丘公園キャンプ場→スコトン岬→香深港 <船で> 稚内港→ライダーハウスみつばちの家<29.3km>
P15・ みつばちの家オーナーのO畑さん。ライダーハウス続けてください。
P16・会社を辞めて 日本一周中の青年Kさん。次の生き方が見つかるのを祈っています、がんばれ。

9日目 (7月19日) みつばちの家→稚内駅→北防波堤ドーム公園→ノシャップ岬→稚内駅→みつばちの家<23.4km>
P18・千歳からリュックを背負ってブロンプトで来た凄いご夫妻。私も70歳になったら小径車にしようか。

10日目 (7月20日) みつばちの家→宗谷岬→猿払村さるふつ公園→食堂やませ→エサヌカ線を走る
 →浜頓別町クッチャロ湖畔キャンプ場<96.4km>
P19・やませ食堂のホタテ丼を教えてくれた地元のアスリート系ローディーさん、安くてうまくてありがとう。
P20・プリウス一人旅の青年。気軽に写真を撮ってくれてありがとう、話も楽しかった。  
P21・1600cc、450kgの凄いハーレーに乗ったスキンヘッドにピアスなのに話すと優しい東村山の兄ちゃん。
  
11日目 (7月21日) クッチャロ湖キャンプ場→中頓別寿公園→子頓別→天北峠→音威子府一路食堂→天塩川温泉キャンプ場<63.0km>
P23・子頓別の丹羽屋を守っているO崎さんご夫妻 、いつまでもお元気で。

12日目 (7月22日)天塩川温泉キャンプ場→美深町道の駅→智恵文ひまわり畑→東雲峠→名寄ドラッグストア
→もち米の里なよろ →朱鞠内湖キャンプ場<85.7km>
P24・会社を辞めて茨城県からずーと自転車で北上して来た青年、資格を生かしてがんばれ。
P26・福島県からパジェロで温泉巡りのご夫妻。

13日目 (7月23日) 朱鞠内湖→森と湖の里ほろかない→第三雨竜川橋梁→幌加内町あじよし食堂→幌成小学校跡
→秩父別町ファミリースポーツ公園<81.8km>  
P27・三郷から車で一人旅の先輩、55歳から働いていないという恵まれた人。

14日目 (7月24日) キャンプ場→深川市石狩川サイクリングロード→妹背牛橋→道の駅たきかわ→サイクリングロードうろうろ
→国道275線南下→浦臼町鶴沼公園キャンプ場<69.3km>
P28・洗濯機の使い方を教えてくれたキャンピングカーの人、早めに済ませるのがコツとか。
P29・ヒノキではなくヒバだと教えてくれた深川の二代目自転車屋さん。
P30・足腰を鍛えるために毎日ママチャリで散歩している80歳、頑張れ。
P31・サイクリングロードを一緒に走ってくれたチャリダーさん有難う、北海道農業頑張れ。

15日目 (7月25日) 浦臼町鶴沼公園キャンプ場→月形町樺戸博物館→新篠津村しんしのつ公園→新篠津運河
→新石狩大橋 → 札幌駅→野営地<71.8km>
P34・大学同期のI・K・K また飲もう。

16日目 (7月26日) 野営地→モエレ沼公園→前田公園→小樽→ライダーハウス小樽<62.9km>
P35・オーナーのタカさん、鹿肉旨かった。
P43・富山の元郵便局員、品川の人、おねーちゃんが好きな人、体の柔らかい人、仙人の風貌の人
                 20年以上北海道に来ているチャリダー、所沢のさわやかな若者、美保の松原の人

17日目 (7月27日) ライダーハウス小樽→小樽港フェリー乗り場 <船> 新潟へ向け出港<2.7km>
P44・岩見沢出身で群馬県太田市に住む家庭菜園とテニスが好きな人。

18日目 (7月28日) 新潟港→新潟駅 <輪行> 帰宅 <2.5km>

 <走行距離合計 1111.5km>

今回の旅で
1・なんといっても怪我もなく無事帰ってこられたことが一番良かった。北海道人の優しさで安心して走ることができた。
2・お天気に恵まれたこと。小樽で小雨にあったがそれ以外は曇りと晴れで景色が素晴らしかった、風は強かったが。
3・パンクしなかったこと。途中で興ざめになることなく楽しく走り続けられた。
4・スマートフォンのGPSに助けられ道に迷うことが一度もなかった。サロベツ原野の奥深くを走れたのは感動だった。
5・少なくとも44人以上の人と巡り会い、話をする事が出来たがチャリダーさんが少なかったのは残念だった。
  ライダーハウスも貴重な体験だった。

適当な距離にコンビニや道の駅があって食料に困ることはなかったし、日帰り温泉も沢山あり本州のツーリングとは一味違う。
温泉に入った翌日はすっきりと目覚める事ができ、改めて温泉の効用を実感した。このお陰で毎日走り続けられたと思う。


旅の終わり  舟橋俊久作詞・作曲      旅行者舟橋さんが作った歌で70年代に流行った。
♫~
夢のような旅だった 遠い北の国の 僕は旅の喜びと 旅の辛さを知った
北の国の少女達と 過ごした夢の刹那 今日は君もほかの土地へ 僕もほかの土地へ
こんな辛い旅なんかもう嫌だ、旅を終わろう、汽車に乗ろう

こんな辛い旅だけど、強く生きることを知った、旅の終りに(菅原やすのり)
こんな辛い旅だけど、強く生きることを知った、旅の終りに
♬~



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北国の少女達とではないが、沢山の昔の少年少女達と夢の刹那、楽しいひと時を過ごす事が出来た。来年も元気で旅をするぞ!!

青春18切符・・・走っているぞ北海道-終章


2016・0728
新潟港→新潟駅 <輪行> 帰宅

閉まらないことには始まらないので、グッと力を入れて引っ張ってみると上部に強力なマグネットが付いていた。トイレの扉の話だ。
閉まっているときは良いが、開いている時に船が揺れた時にばたつかないようにしてあるのだ。非力な人には結構つらいかも。

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朝6時に新潟港着。穏やかな19.5時間の船旅だった。
日本海を北上している対馬海流に向かって進むので新潟から小樽までよりも1.5時間程時間がかかるそうだ。

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宅急便屋さんからリアバッグを自宅に送り、身軽になって新潟駅へ。

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ここまで来て新幹線でビューンと帰ってしまうのは勿体ない。青春18きっぷを使いのんびりと電車の旅を楽しんで終わりとした。
ブルーノッテ号君もパンクもせずによく働いてくれた、さぞ重かったろうに、ご苦労様。

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帰りに読もうと思っていた本は宅急便で自宅に送ってしまった・・・

北海道限定だったはずのビールがなぜかキオスクで売っていた。
当然それを片手に、ツーリングマップル北海道で来年以降のルートを検討し始めたが北海道は広すぎる。
あと七回でどれだけの土地と人に会えるのだろうか。

いつも左に海を見ながら進みたい。

小樽港から新潟港へ。そして帰宅・・・走っているぞ北海道-16


2016・0727
ライダーハウス小樽→小樽港フェリー乗り場 <船> 新潟へ向け出港

早朝の運河に行ってみた。散歩の人がチラホラいるだけで静かだ。
40年も前のことだが、無許可のポスターを夜中貼りに行って警察官に職務質問されたことを思い出した。埋め立ててしまわなくて本当に良かったと思う。
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消防犬ぶん公。昭和の初めころ消防車と一緒に出動して大活躍したそうな。
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浅草橋のたもとにある共用水栓ふれあいの泉。 ライオンの水道といわれているそうな。
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かつての北のウォール街には銀行や商店、倉庫など商業関係の建物が沢山残っているが、それは別にまとめてブログアップする予定だ。

ライダーハウスの皆さんに見送られてフェリー乗り場まで今回の旅のラストランだ。
初めての宿でこんな出会いがあるとは思いもしなかったので感激だ。
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今回旅のではセイコマートさんには大いに助けられた。セブンイレブンやローソンなどほとんどなかった。
朝はコーヒーは自分で入れるが、セイコマートの焼かずにおいしいパンにジャムをつけてパクリと。夜はサッポロビールとお弁当。
お世話になりました(笑)

札幌から小樽へ・・・走っているぞ北海道-15


2016・0727
野営地→モエレ沼公園→前田公園→小樽→ライダーハウス小樽

大風に揺れるポプラのざわめきで目が覚めた。旅の後半はずっと風と一緒だった。

ホテルに泊まるのは悔しいのでテントを張れる場所をいろいろ探したが結局来た時と同じ場所になった。
ほぼ陰になってはいるが早朝散歩する人がいたりしてあずましくない。コーヒーも飲まずに退散だ。

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昔は無かった公園をふたつ見ながら小樽へ向かった。

モエレ沼公園は本当に広々としていた。これなら人も優しくなれるはずだ。
小山の上からはぐるりと札幌の街も山も見渡せて素晴らしかったが強風に飛ばされそうになり、早々に退散した。

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太陽を被せて自転車とピラミッドと考えたが大きさが違いすぎる。ゴミが写っているわけではない。

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前田森林公園はタージマハールのようだ、ポプラは生えいていないが。奥は宮殿ではなく休憩所・売店。

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売店でお握りを頼んだ。コンビニのような物が出てくるのかと思っていたら、その場で握ってくれた鮭握りに感激した。

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小樽までの距離は短いのだが、この後の道はいつまでもいつまでも上りが続いて大汗をかいてしまった。
築港臨海公園でほっとして一休み。

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小樽運河がどうなっているか寄ってみたが、観光客があまりにも多いので自転車から下りずにライダーハウス小樽へ直行した。
荷をもう少し少なくするか取付け位置を低くした方が安定するような気がする。

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夕方になると宿の常連さん達がスーパーの安売りを狙って食材を買いだしてきて皆で宴会が始まった参加費500円。オーナーも鹿肉を持ってきてバーベキューだ。誰かが置いていったお酒も飲み放題で昭和のジジイたちの大宴会となった。

私は明日船で帰るので12時前に退散したが、皆さん延々と飲み続けたようだ。

札幌から小樽に入る前の道には疲れさせられた。本日の走行距離 62.9km。

浦臼から札幌に向けて・・・走っているぞ北海道-14


2016.・0725
浦臼町鶴沼公園キャンプ場→月形町樺戸博物館→新篠津村しんしのつ公園→新篠津運河→新石狩大橋→札幌駅→野営地

夜中に空腹で目が覚めるかと思ったが4時までぐっすり。強風の中の自転車漕ぎで疲れていたのだろう。
歩道と水面の高さがほとんど同じで親水感たっぷりの鶴沼。大雨が降ったらどうなるのだろうとちょっと心配だがいい雰囲気だ。
後ろの建物が日帰り温泉だ。

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巧まぬ美

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石蔵が目についたので写真を撮ったのだが、浦臼ワインはかなり有名らしい。




入植地の発展に欠かせなかった蒸気機関車。しかし札沼線はもうない。あちらの線もこちらの線も廃線だらけだ。
坂本竜馬の実兄と従弟もここ浦臼に移住して来ていたのには驚いた。

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南下するにしたがって交通量も増えてくると、ドライバーの運転にも余裕が無くなってきて、横をすり抜けられるようになり驚くことしばしば。たまらず、月形町から新篠津村にルート変更した途端に今までの北海道の走りに戻れてホッとした。

景色を見るのに余裕が出てきて、大きなトラクターに思わずお願いして、パチリ。

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広大な稲田や麦畑が広がっていた。
近い将来GPSを使ってトラクターを動かすようになるという石狩川サイクリングロードで出会った人の話もうなずける。

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いよいよ新石狩大橋をこえて江別そして札幌だ。風が強くてしかもこの橋には歩道がついていない。運転マナーは都会風。
川面の辺りでは横風も加わってふらつく。石狩川に転落して新聞に載ってしまうかと一瞬思ったほどの恐怖を感じた。

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札幌駅のデカプリンの前で大学の同窓生達と待ち合わせて一献傾けた。

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ネズミを狭いところに押し込んでおくと狂暴になるという話と、人間の運転マナーも一緒かもしれない。
これからどんどん人口は減少して経済は衰退してゆくというが、一人当たりの空間は広くなるので人は優しくなってゆくはずだ。
かな???

大きなトラクターと広い広い畑や田んぼの中を走り抜けた一日だった。本日の走行距離 71.8km

石狩川サイクリング・・・走っているぞ北海道・・・13


2016・0724
キャンプ場→深川市石狩川サイクリングロード→妹背牛橋→道の駅たきかわ→サイクリングロードうろうろ→
国道275線南下→浦臼町鶴沼公園キャンプ場


枯木に花が咲くものか?

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これは読めない、やん

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立派な生垣を刈り込んでいる方に訊いてしまった。こんな北国にヒノキとは変だ思っていたらアオモリヒバだそうだ。

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石狩川サイクリングロードは2車線だ。車道も広いがこちらも広い。
知り合った地元のサイクリストさんと妹背牛橋まで走った。北海道の将来の農業について熱く語っていた。

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妹背牛橋から石狩川上流を望む。今までは天塩川と一緒にツーリングしてきたがこれからは石狩川だ。

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下流側を望む。

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道の駅たきかわで休憩。懐かしい味のこれには後で助けらることになる。

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思っていたより大きかった牧草ロール。白いビニールで覆われていないので話を聞きに立ち寄った。
白いビニールで覆っているのは、発酵させて飼っている牛に食べさせるものだそうで、自家消費の牧場農家さんのものだそうだ。
昔はサイロで発酵させていたが近年はこちらの方が断然多いそうだ。

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こちらは、飼料として出荷するために覆っていないのだそうで十分乾燥したものの方が高級品なのだそうだ。牧草農家さんだ。
シャッターを押してくれたのは牧草を買い付けにきた人で、価格交渉に煮詰まっていたところで、一時休戦で丁度良かったとか。

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高くて美味いは当たり前。様々な看板で満艦飾の食堂、どれも安くてしかもいい味がしていそうだ。二時で終わっていて残念だった。とん太、札幌から67kmの標識そば。

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昼飯もとらずに何とか浦臼町鶴沼のキャンプ場に到着。
真正面からの強風を受けヘロヘロになってしまい月形町まで進めなかった。時速9㎞は山道並みの速度だ。

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初めて洗濯をした。洗剤も自動で出て来るものと思っていたので慌てた。荷物の中に入っていたのを思い出し無事終了。
風が強いので乾燥機を使うよりいいとアドバイスを受けて、枝や自転車に引っ掛けて干して、ようやく日帰り温泉へ。

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昼飯抜きだったのでビールと肉料理、などと湯舟の中で。8時までと言っていたので7時半過ぎにいそいそとレストランへ。
ところが客が一人も居ない。ラストオーダーは7:30と小さな文字で書かれていた。
残っていた懐かし味のミルクパンナやその他の菓子類を食べ、水を飲んで飢えをしのいだ。

強烈な向かい風の一日だった。本日の走行距離 69.3km。

朱鞠内湖から秩父別へ南下・・・走っているぞ北海道・・・12


2016・0723
朱鞠内湖→森と湖の里ほろかない→第三雨竜川橋梁→幌加内町あじよし食堂→幌成小学校跡→
秩父別町ファミリースポーツ公園


夜明けだ。霧の中にカヌーを漕ぎ出す人もいる。もう一日居ようと思ったが食糧が無い、残念だが下山だ。

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案内板には1995年廃線になってしまった深川と名寄を結ぶ鉄道路線が載っている。
常に営業係数ワースト10に入る路線だったそうだが造っておいて勝手なものだ。


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ふと目につく彫刻に惹かれてちょっと立ちよってみた。ダムも鉄道も強制労働で連れて来られた多くの人達によって完成されたのだ。亡くなった人々の事を偲ぶ記事が彫られていて、重かった。

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旧深名線雨竜川橋梁。鉄道ファンの隣でパチリと。

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今日は幌加内市街地の「あじよし食堂」で味噌野菜ラーメン。幾ら蕎麦が好きでも三日連続は辛い。名前の通りあじがよかった。

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何処までもソバ畑が広がっている。秋になると関東地方の蕎麦屋さんで「新蕎麦はじめました」ののぼり一緒にとデビューだ。

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遂に出会ってしまった。鹿の絵はよく見かけたし、牛のも時々有ったがこんな凄いのは初めてだ。

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旧幌成小学校.。木造校舎に誘われて、ちょっと休憩。

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朱鞠内湖から延々下り続けてようやく今日の秩父別のキャンプ場に到着。

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本日の走行距離 81.8km。