いざ朱鞠内湖へ・・・走っているぞ北海道-11


2016・0722
天塩川温泉キャンプ場→美深町道の駅→智恵文ひまわり畑→東雲峠→名寄ドラッグストア→もち米の里なよろ
 →朱鞠内湖キャンプ場


昨日ブヨに刺されたところが痛痒い。無料なのに気をよくして、しかも芝生の感触が気持ち良くて素足になって喜んでテントを張り始めたら、ワーッと寄ってきてあっという間の出来事だった。

10か所以上が赤くはれている。ブヨが出るので無料と言う訳ではないのだろうが・・・

IMG_20160722_045114.jpg


天塩川温泉駅。止まるのは一日上下線併せて八本。特急が来ないか耳を澄ませながらパチリ。

IMG_20160722_070735.jpg


コメ、ソバ、ムギ、トウモロコシ、ジャガイモなどの畑が広がっていて道北とは景色も違う。道北って厳しいのだと実感した。
広さは比べようもないが、ちょっと内地のようで懐かしい感じがした。

IMG_20160722_103001.jpg


智恵文のひまわり畑近く。どんな使われ方をする農機具なのか分からないが「俺を撮ってくれ!!」という声が聞こえてきた。

IMG_20160722_104638.jpg


ブヨに刺された痕が痛痒くてたまらず、薬局を探しているうちに朱鞠内に向かうはずの美深の分岐を通り過ぎて名寄まで来てしまった。更に南下して昼飯となったのだ。

もち米の里なよろ。ゆで卵がサービスで自由に食べられるとかで喜んで2個も食べたら、ぶっかけ蕎麦にも卵が入っていた。
 
IMG_20160722_130711.jpg



雨竜発電所。日本で最初の地下発電所だそうだ。この配管の上の方が朱鞠内湖につながっている。いよいよ上りだ。

IMG_20160722_151419.jpg


延々と上りが続く。日本最低気温-41.2℃を記録した所をめざして大汗をかいている。
転んでいるわけではない、自転車を寄り掛けるものが無いのだ。

IMG_20160722_154636.jpg


遂に朱鞠内湖にやって来た。原始林に囲まれた神秘的な景色が広がっていて思わず息をのんだ。

IMG_20160722_174206.jpg

1943年(昭和18年)に完成した湛水面積日本一の人造湖。
雨竜川源流のアカエゾマツの原始林を伐採した後、水を貯めたそうで、こんなフィヨルドのような景色が出現したのだろうか。

IMG_20160722_174247.jpg

IMG_20160722_174258.jpg

IMG_20160722_174639.jpg

キャンプ場は三か所有って、一番手前のサイトには遊覧船やボートが有る。一番奥は景色は静寂なのだが人気で静かではない。二番目の見晴らしの良い所に張った。湖の水温が高くてビールがちっとも冷えていなかった。昨日の天塩川の沢水は良かった。

IMG_20160722_183501.jpg


月が出てきて慌てて三脚を立ててみたが普段撮ったことが無いので、露出が分からず残念。写真には良い場所だった。

DSC_8741.jpg


大学生の時に訪れる機会が無くてそれから四十年。念願が叶った。 本日の走行距離 85.7km。